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ERCP検査1

2014-07-10

7月1日。とうとうERCP検査の日がやってきました。

どうやら苦しい検査らしいとビビりながらも、さんざん悲劇のヒロインをしたので思ったより心は落ち着いていました。


絶対明日帰るもんねーと思い一泊分だけの荷物を持って出発(フラグがたちました)。


病院に着くと血液検査と心電図。

案内された病室は4人部屋。


「今日から入るけろさんです。お願いします」

「よろしくお願いします」


病室にはふたりいたが、まるっと無視された。

まー、明日帰るからどうでもいいけどね。逆に変に慣れ合いしなくていいようで心おきなく一人閉じこもれます。


病室は綺麗で思っていたよりも広いしとっても快適そう。東京で入院した姉は、ベッドから乗り出したら隣の人とキスするくらいの距離の8人部屋に20日以上入っていたと聞いていたので、そんなところだったらヤダなーと思っていたので安心しました。


看護婦さんが来て、

「数日間よろしくお願いしますね」

「いえ、あの、わたし明日帰りますけど」

「え?そうなの?」

「え?ERCP検査だけなんで。明日帰れますよね?」

「ん?そうなのかな?ちょっと先生に聞いてないから、でもそうなのかも」


何となく、嫌な予感。

もちろん検査で何かあったら入院が延びるのは聞いてましたが、まだ検査もしてないのに…?


病室に案内してくれた看護婦さんもわたしのちっちゃなバック一つ見て、

「荷物はこれだけですか?」


と、ちょっと驚いていたし…。


とりあえず病衣に着替え、検査は2時くらいからなので、点滴をされてスタンバイ。

みんながご飯を食べている中ボケーっとしていると、若い先生が話があるということで呼びに来ました。


別室に通されるともう一人今回の入院での担当医だという先生がにこりともしないで座っていました。初めて見る先生です。


「けろさん、これからERCP検査をするんですが、はっきり言ってすごく難しい状況です」

「はあ…」


 そもそもERCP検査というものすらしたことがなかった私はなんといえばいいか分かりません。


「ケロさんのMRI見させていただきましたが、こことここがひどく狭窄していて、その間が瘤みたいに膨れています。多分金曜日の痛みもこのせいだと思われますが、これ、ほうっといたら来年再来年命に関わります。今日はこの狭窄しているところにチューブのようなものを通して胆汁を流したいのですが、この間に通るかどうか分からないし、管を突き破って大出血して緊急手術になる可能性が高いです」

「はあ」


 余命は10年だと思っていたわたしはこの時点でかなり衝撃を受けますが、いきなりぎゃん泣きするわけにもいかずに適当な返事。


「この状態がいつからだったのかは分かりませんが、状態としては非常に悪いと言わざるを得ません」


 状態が、悪い…?


 この時肝臓の数値は正常だったので、自分の状態はそんなに悪いものではないと思っていた私はさらなる衝撃を受けました。


「あ、あの、でも肝臓の数値はそんなに悪くないですよね?」

「はい。でも数値なんか悪くなったらあっという間に一日か二日で悪くなりますから」


 がああああん。


「今日ご家族の方はいらしてますか?話をしたいのですが」

「あ、いえ、一人です。今すぐ呼んだ方がいいですか」

「夜でも構わないのでお話したいので呼んで下さい」


 いや、夜って…。

 その頃私は緊急手術して生死を彷徨っているのでは?

 

 まさかERCP検査で家族を呼びだされるとは思わずに、わたしは階段の隅っこの方で泣きながら旦那とお父さんに電話をしたのでした。





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